大学の建築学科卒業後、家業であるガラス施工の職に就く。

その後、長野県の職業訓練校にて家具製作・手道具(ノミ、鉋)の仕込みを学ぶ。

職業訓練校卒業後、長野の隣県である富山県高岡市に移り住む。

高岡市には、高岡銅器という全国の銅器シェア9割以上を誇る地場産業があり、

完全に分業化された銅器製造の作業のなかでも、金属を各種薬品との

化学反応により染め上げる『着色』という仕事に魅せされ、ブロンズ製品の着色、

銅像の色直しなどをおこなう仕事に就く。

 

その後、これまでに得たスキルを発揮できる、リペアという職に出会う。

8年のリペア経験を経て、独立開業に至る。